第11回通常総会を開催しました~NPO法人さくらの森・親子サポートネット
5月30日、NPO法人さくらの森・親子サポートネットの総会を開催しました。
当日は来賓の皆さまを含め、約60名の方にご参加いただきました。さまざまな予定や選択肢がある中で、この場に足を運んでくださったことに、心から感謝しています。
今年の総会は、「命」をテーマに企画しました。
今年のメッセージ
命 ~ NO WAR ~
今年の総会議案書には、江戸の紋切「丸に敷き桃」を添えました。
桃は古くから、邪気を払い、長寿を願う縁起のよいものとして親しまれ、多産の象徴として、子どもの着物の柄にも多く用いられてきました。
命が生まれ、育ち、受け継がれていくこと。
その営みを大切に願ってきた人々の思いが、この小さな紋にも込められているように感じます。
けれど今、出生数の低下は止まらず、「子どもを産み育てたい」と思える社会であり続けられているのか、安心して暮らせる社会であるのかが問われています。
私たちはこの地球に生まれ、命を受け取り、次へとつないできました。
自分の命を大切に生きることが、次の世代へ命を手渡していくこと。
それは人の営みの根っこにあるものだと思います。
幼い頃に、自然を知って自然に感謝する心を育てること。
地球を大切に思い、持続可能な社会を自分ごととして考えられる体験を積み重ねること。
私たちは、そうした力を子どもたちの中に育てていく毎日を仕事としています。
子どもたちが幸せに育つことを願い、場をつくり続ける私たちにとって、平和はすべての土台です。
そして、その平和が決して当たり前ではなく、知らないうちに脆く崩れてしまうことを、私たちは経験してきました。
世界が再びきな臭さを増している今、どんな戦争にも正義はありません。
ジョン・レノンの「Imagine」が描いたように、分断ではなく、奪い合いではなく、子どもたちが安心して生き、命を育み合える世界を思い描きたい。日々の保育や地域での実践を通して、命を守り、平和をつないでいくために、私たちにできることを、一つひとつ行動していきたいと思います。
2026年5月30日 NPO法人さくらの森・親子サポートネット



総会後の企画では、赤ちゃん食堂の取り組みを全国へ広げている助産院ママナハウス院長の菊地愛美さんをお招きし、お話を伺いました。
パワフルでありながら真摯に活動を続ける菊地さんのお話は、多くの参加者の心を動かしました。
「時間があっという間だった」
「心を打たれた」
「涙が止まらなかった」
「大きな刺激を受けた」
「自分も頑張ろうと思った」
そんな感想が寄せられ、スタッフ一人ひとりが改めて活動への思いを深める機会となりました。
お話の中では、自然分娩の大切さと、それを選びにくくなっている現在の社会状況についても学びました。
私たちは保育園や子育て支援の場を通して、子どもも大人も「自然に添った暮らし」の心地よさに出会える機会をつくってきました。今回の学びを力に変えながら、これからもその輪を広げていけるよう、活動を続けていきたいと思います。
