お知らせ

法人から

2020/06/04

「恐れに飲み込まれず、免疫力をあげよう」~第5回通常総会を行いました。

2020年5月30日(土)NPO法人さくらの森・親子サポート第5回通常総会を行いました。

今回は新型コロナウイルス感染予防のため、書面表決を取り入れ、総会参加者数を必要最少人数にして行いました。

議題はすべて承認され、2020年度の活動がスタートしました。

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「恐れに飲み込まれず、免疫力をあげよう」

 

2020年。新型コロナウイルスのパンデミック。

まるで映画のシーンみたい。人のいない街。すべての人がマスクをしている姿も。

恐ろしいけど現実。

 

その中にあって、保育園は、開け続けることを求められました。

しかし、その高リスクを課せられた苦しさがありつつも、一方では、保育園は社会的基盤を支える重要な存在なんだーと実感。

もしかしたら、恐れて閉じることばかりを求めるのではなく、社会を支える重要な場所なんだという意識を持って進んで行ったほうがいいのではないかと、今思い始めています。

 

新型コロナウイルスの流行が落ち着いても、今後、ウイルスが変異したり、別のウイルスが次々と現れる可能性が高いと言われています。

 

地球上のすべてのものは地球の一部であり、分身です。

私たちはその考えのもと、食材や洗剤など、なるべく地球に負担をかけないものを選択してきました。ウイルスを人類の敵だと考えるのではなく、棲み分けし共存していくという考え方のほうが、しっくりきます。

 

外から来るウイルスを恐れるばかりではなく、何が来ても大丈夫な体や心を作ることが大事。内なる力である、免疫力や抵抗力を普段からあげていくことをしていきたい。

恐れすぎず、子どもの暮らしを整えていくことをしていきましょう。

 

保育園は、子どもの最善の利益を常に1番に考え、日々の暮らしを楽しみ、子どもも大人もきちんと眠りましょう、食べましょう。

私たちの持つ地域に開いた窓、

「きらきらいずみ(一時保育)」と地域に開くコミュニティスペース「みんなのスペースわにわに」。

不安のなか子育てをしている家庭、支援が必要な家庭に、いつでもつながれるよう、工夫しながら窓を開け続けましょう。

 

リモート社会に大きく変わる流れのなかで、人と人が対面でつながることが大事なんだということを常に頭に置きつつ、進んで行きましょう。

 

2020年5月30日 理事長 伊知地るみ

 

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